【Power BI】複数フィルター環境で正しい構成比を計算する方法

この記事でできること

✓ 複数フィルターがかかった状態で割合を計算できる

✓ CALCULATE関数の実践的な活用方法を理解できる

✓ ALLSELECTED関数の役割を理解できる

✓ REMOVEFILTERS関数の役割を理解できる

✓ 分子と分母の考え方を理解できる

✓ 商品フィルターだけを解除した割合を計算できる

✓ 構成比が正しく表示されない原因を理解できる

✓ 実務で使える割合計算のパターンを学べる

詳細

よくこんな風にフィルターがスライサーを含めて複数かかるケースがあります

上の画像のケースでは「日付、しかも月」「商品」の2つです

この場合、グラフ内の選択商品の割合をどうやって計算しますか?

下の画像の場合は商品A~Cの合計が100で、選択された商品Bは45なので45%です

分子は該当の「月」で該当の「商品」の売上金額です

つまり純粋に選択されたものです

ですので以下のメジャーで簡単に算出されます

CALCULATE(SUM(‘テーブル'[売上金額]),ALLSELECTED(‘テーブル’))

では、分母はどうでしょう?意外と難しく感じられませんでしょうか?

フィルターは「月」だけです

ですが、Calculate関数内で指定できるのは「日付単位」です

この場合は、Calculate関数内で次のようにRemoveFilters関数を組み合わせればあっさりと解決します

CALCULATE(sum(‘テーブル'[売上金額]),ALLSELECTED(‘テーブル’),REMOVEFILTERS(‘テーブル'[商品]))

こちらが割合を計算するメジャーです

割合 =

VAR bunshi=CALCULATE(SUM(‘テーブル'[売上金額]),ALLSELECTED(‘テーブル’))

VAR bunbo=CALCULATE(

            sum(‘テーブル'[売上金額]),

            ALLSELECTED(‘テーブル’),

            REMOVEFILTERS(‘テーブル'[商品])

      )

RETURN DIVIDE(bunshi,bunbo)

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